育児休暇を取得して復職予定の方、またはすでに復職された方の中には、時短勤務を使われる方も多いかと思います。
筆者は現在育児休暇中ですが、復帰後、時短制度は利用しない予定です。
今回は、なぜ、時短勤務制度を利用しないことにしたのかをまとめてみました。
Contents
時短勤務制度とは
時短勤務制度は、育児・介護休業法で定められている制度です。3歳未満の子を養育する労働者について、事業主は時短勤務やフレックスタイム制、始業就業時間の繰り下げ繰り上げなどの措置を講じなければならないと法律で定められています。
多くの会社では、この法律に基づき、労働時間を1日6時間に短縮できるという制度を導入しています。
例をあげるとすると、9時~18時の勤務時間で8時間労働が通常の場合、9時~16時の6時間勤務になる、というイメージですね。
時短勤務のメリット
筆者の職場の場合は、定時が17時30分。
時短勤務を使うと16時には退社できることになります。
子育て中の身からするとこれはとてもありがたいです。早く帰ることができれば、お迎えも早く行けますし、帰宅後の夕食、お風呂、寝かしつけなどに時間を使うことができます。この1時間半がどれだけ大きいか。
ただ、デメリットもあります。
時短勤務のデメリット①お給料が減る
働いていない分は、当然給料は出ません。会社にもよりますが、以前時短勤務をしている方に聞いたところ、4~5万は減ったと言っていました。いずれにしても数万単位で少なくなるのは確かです。
せっかく、大変な思いをして職場復帰をしたのに、給料が休業前よりそれだけ少なく、さらに休業前にはなかった保育料の支払いもあるわけです。
時短勤務のデメリット②肩身が狭い
これは職場によってかなり違うと思いますが、筆者のいる職場ではただでさえ定時であがっても目立つのに、16時だと他にあがる人がいないので、間違いなく目立ちます。おそらく肩身が狭い思いをするでしょう。今まで定時であがるだけでもずっと肩身の狭い思いをしてきたので、それ以上と思うと…。
また、上司も16時で帰るという頭がないので、会議なども平気で15時から、16時から開催されるのが目に見えています。まぁ、気にしなければいいんですけどね…。
デメリットが大きい
以上のメリットとデメリットを天秤にかけた結果、筆者の場合はデメリットの方が大きいと判断しました。
1時間半、大きいですが、仕事をしていると1時間半なんてあっという間です。16時くらいだと周りは定時まで時間があるので、退社ギリギリになって仕事が降ってくることも予想されます。そうすると結局残業して1時間半くらいあっという間に経ってしまいます。
給料も少なくなり、肩身も狭いのに、子育てとの両立は大変…。
それなら、1時間半なんとか頑張って、周りと定時は同じ、給料も休業前と同じ方を私は選びました。
こうだったら時短勤務を使いたい
今回、筆者は時短勤務を使わない方を選択しましたが、もちろん、環境が違えば、時短勤務を利用したいです。
まず、もともとの給料が高かったら(夫のも)。多少減っても生活に支障ないですからね。
職場に他にも時短の人が(過去でも)いたら。仲間が1人でもいれば、だいぶ違います。本当は、先駆者になって後輩に先例を作ってあげられたらという気持ちもあるのですが、背に腹は代えられず。
子どもが3歳以上になったら
法律では、3歳未満にしか時短勤務制度は義務化されていません。3歳以上でも時短勤務制度がある一部の良心的な企業は別として、ほとんどの場合、3歳以上になったら時短勤務は使えません。3歳でもまだまだ小さくて、手もかかるんですけどね…。
そこをプラスに考えて、時短勤務を使わない生活リズムを作ってしまえば、3歳以上になっても対応できる、と考えたのも、時短を使わないことにした理由の一つです。
以上が、筆者が時短勤務をしないことにした理由です。
こればかりは、本人の希望、仕事内容、職場の環境、通勤時間、家族の協力状況などなどさまざまな要素が絡んでくるので、一概に利用した方がよい、しない方がよいということは言えませんが、
これから時短勤務をされる方、迷っている方などに、こういう人もいるよ、と少しでも参考になればと思います。
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