前回、私(妻)が夫に育休をとってもらいたい理由を書きましたが、
今回は、夫側の反応、夫が育休を取る気になった理由を書いてみたいと思います。
前回の記事↓
はじめは考えてもいなかった
まだ多くの男性はそうだと思いますが、夫もはじめは、
育休を取ることは考えてもいませんでした。
実際、周りに男性で育休を取っている人に会ったこともないので、仕方ないことだと思います。テレビやネットで男性の育休の話題を見ても、どこか別の世界の話で、実際に自分のこととして考えたことすらない状況でした。
なので、はじめ私に
と言われたときの反応は、
でした。
ここくらいまでのやり取りは、結構している家庭もあるのかなと思います。
取る気になった理由
しかし、私は本気だったので、そこからプレゼンを始めました。
育休の取れない会社はないはず
まず、条件さえ満たしていれば、育休を取れない会社なんてないはずなんです。
育児休業は「育児・介護休業法」で定められている労働者の権利です。
夫は条件を満たしていましたし、この時世で、100名以上従業員がいる会社で就業規則に育児休業制度の記載がない会社なんてないだろうと自信がありました。
万が一、就業規則に載っていなかったとしても、
労働者からの育児休業の申し出を会社は拒むことはできないのです。
これも「育児・介護休業法」に明記されています。
私は育休をずっと取りたかったのでこの辺りは知っていたのですが、意外と認知されていないようです。
私自身も育休を取ることを友人や知人に話すと
と言われることが何回かあって、企業によって制度の有無があると思っている人は結構いるのかなと思います。
問題は“育休を取れる周りの雰囲気があるか”なんですよね。
でも、これはホントに個人的な意見ですけど、
実際には「育休の取れない雰囲気」って、勝手に思い込んでいる場合も多いんじゃないでしょうか。
日本人の気質なのか、周りのみんなと違うことをするのって勇気が要りますしね。
育休しても給付金でなんとか生活できる
あと、心配なのは休業中の収入ですよね。
夫は、育休中に雇用保険から給付される「育児休業給付金」のこともよく知らなかったので、
休業中は180日まで賃金月額の67%の支給があること、
社会保険料が免除されること、
将来の年金額は減らないこと
を教えると、
と一気に食いつきが良くなりました^^;
私の試算では、
「パパママ育休プラス」を利用して、
私が先に6か月の育休に入り、夫も続いて6か月育休を取得すれば、
娘が1歳2か月までどちらかが家にいて見ていられるし、
給付金もお互い67%ずつ出るので、少し節約と我慢をすれば、なんとかやっていける。
そう伝えると、
と一気に育休取得に傾きました。
追記パパママ育休プラスについては、別の記事で詳しく書きました。
仕事だけの人生に疲れてきてた
夫に育休を勧めたのには、夫は会社人間とかバリバリ出世したいとか、そういうタイプじゃないから、というのもあります。
勤続年数も長くなってきて、仕事の愚痴もしょっちゅう聞かされていたし、早朝や深夜勤務もある仕事だったので、疲れやストレスも相当溜まっていました。
この機会に、心身ともに少し休んでもいいんじゃないかと
(もちろん、育休はゆっくり休めるわけじゃなく大変なんですけど)。
子どもたちと密に過ごせる時間が、夫の人生の中にもあってもいいんじゃない?と。
これには夫も共感してくれました。
その結果
その結果、夫は、
- 自分も育休が取れる権利がある
- 休業中の生活もなんとかなりそう
- 仕事一辺倒の人生に疑問も持っていたし
- 子どもの成長を間近で見られる
となりました。
今ではすっかり
くらいになってます^^;
こうして、我が家は夫も育休を取る気になりました。
会社や周りの反応は?実際夫は育休をすんなり取れるのか。
不安もないわけではありません。
またこのブログでレポートしていきたいと思います。
よろしければこちらの記事もあわせてご覧ください↓
※「育児・介護休業法」や「育児休業給付金」の詳細については厚労省のHPから見ることができます→http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000130583.html
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