涙が止まらなかったマザーズハローワークの個別相談

前回、子持ちになってからの再就職と転職の経験から、主婦が就職活動をする際に気をつけたいと思うことについて書きました。

その中で、マザーズハローワークのことを書ききれなかったので、書きたいと思います。

 

マザーズハローワークとは

マザーズハローワークは、子育てをしながら就職を希望しているママさん向けのハローワークです。（パパさんやお子さんがいない方も利用できます。）

保育士さん付きのキッズコーナーや、授乳室、オムツ交換スペースなどもあり、まるで保育園やショッピングモールのキッズスペースのような雰囲気です。

利用できるサービスはこんなものがあります。

平成28年7月時点で、全国189箇所にあります。

※厚生労働省のマザーズハローワークのページ

私は再就職をしたときも、転職をしたときも、マザーズハローワークを利用しました。

ただ、私は求職の申し込みに利用したわけではなく、２回とも個別相談を利用しました。
個別相談は予約制になっていて、  ひとり約30分ほど、相談や履歴書の添削、面接の練習などをしてもらうことができます。

背中を押してくれた1度目の利用

最初に利用したときは、子どもを産んではじめての就職活動だったので、不安が大きく、誰かに相談したいと思って行きました。
具体的な勤務の希望などもはっきりしていなく、漠然とした不安だけがありました。

対応してくださった方は、そんな抽象的な私の話を否定することなく聞いてくれました。

とアドバイスされ、書き方例などの資料ももらいました。

履歴書は、「勝つ履歴書」というオススメのものを教えてくれ、

と、細かいけどありがたい情報まで教えてくれました。

それ以降、私は就職活動をする時は、ゲン担ぎの意味も込めて毎回この履歴書を使ってます。

実際に履歴書や職務経歴書を書いていくうちに、私は知らず知らずのうちに、まだ何も始めていないのに、あれこれ考えすぎて、頭でっかちになっていたんだと気づきました。

 

涙が止まらなかった2度目の利用

2度目は、再就職先から雇い止めを受けて、転職活動をすることになったときに利用しました。

突然の雇い止めだったので、心の準備ができておらず、でも、次の就職に向けて行動しなきゃと焦っていてどん底の時でした。

対応してくださった方は、すごく話しやすい方で、じっくりこちらの話を聞いてくれました。
いきさつを話しているうちに、自分でもびっくりしたのですが、涙が出てきて、止まらなくなりました。そして、喋りたいだけ喋りました。

そうなんですよね。自分の中でまだ消化しきれていなかったんだと思います。

実は、この時マザーズハローワークに行く前に、最初に一般のハローワークで相談をしたのですが、そこでは、

と、たいして話を聞いてもらえず、何件か求人情報をプリントしてくれただけだったので、マザーズハローワークでの対応は、全然違いました。

マザーズハローワークで対応してくださった方は、長い専業主婦期間をお持ちだそうで、子育ての大変さや、子育てをしながら働くことの大変さもわかってもらえましたし、こちらも話しやすかったです。

話してから気づいたのですが、その時の私は、アドバイスが欲しかったんじゃなく、話を聞いて、共感してもらいたかったんですよね。

そこでひと通り思っていることや今後の不安などを吐き出したことで、少し冷静になれたと言うか、就職活動に向けて、前向きになれたような気がします。

その後、就職先が決まって報告に行ったのですが、とても喜んでくれました。

 

まとめ

私がマザーズハローワークの個別相談を利用して良かったこと、それは、
主婦目線で話を聞いてくれる  これに尽きます。

正直、求人情報を探したり、パソコンの勉強したりは、ネットとパソコンがあれば、自分でもある程度できます。

でも、自分の不安な気持ちや迷いを聞いてもらうのはひとりではできません。私はとても助けられました。人と話すことで、自分はこう思ってたんだ、と再認識することもありました。

利用して本当に良かったです。

これからの仕事のことや就職活動のことでモヤモヤしている方がいたら、ぜひ、お近くのマザーズハローワークに行ってみてください！おすすめです。

 

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