最近耳にするようになった「ワンオペ育児」。
お店などをひとりで回す「ワンオペレーション」から来ていて、
ひとりで育児すべてを回している状態、のこと。
夫が単身赴任などで家にいない状況で、
現実的に母親ひとりで回さなければならない場合もあれば、
長時間労働で実際に家にいる時間が短くて
夫が育児に時間を費やせなかったり、
長時間労働でなくても、
女性だけに育児負担がのしかかったり。
そういう状態を広く指す言葉として
「ワンオペ育児」は使われているようです。
思い起こせば、筆者もかつてワンオペ育児に近いことをしていました。
我が家の場合は、夫は決して長時間労働ではなく、
仕事時間は不規則ではあるものの、家にいる時間もある程度ありました。
なのに、夫は悪気なく
「家事育児は母親の仕事」と思っていたため、
私は家事育児を基本的に1人でこなすことになりました。
結婚したばかりの頃や、出産前は、
家事も育児も協力しながらやっていくものだと思っていたし、
夫も「協力してやっていこうね」と言っていたのに、
いざ結婚して子どもが産まれると、気づけば私が責任者になっていて、
とくに子育てに関しては、
「母親なんだから」と夫は基本ノータッチ。
はじめての育児で、常に緊張と不安の中、夫への愛情が急速に冷めていきました。
まさに産後クライシスってやつですね。
ワンオペ育児状態でつらかったのは、
子どもが泣き止まない
夜ぐっすり眠れない
自由に外出できない
おもにこの3つでした。
とくに当時20代前半だった私にとっては、
友達と自由に遊べない、ひとりでゆっくり買い物や自由時間を過ごす時間がない
ということが、想像以上にストレスでした。
また、この小さな命や教育が私ひとりにかかっているというプレッシャーが常にありました。
それなのに、対して夫はと言うと、
子供の世話をしない
夜ぐっすり寝てる(子どもが泣いてるとうるさがる)
毎週飲みに出かける
でイライラと不満は募るばかりでした。
夫に不満もぶつけてましたが、
次第に諦めの気持ちも芽生え、納得いかない気持ちを抱えながら、
結局ワンオペ育児を受け入れていました。
まだまだ社会には「家事育児は女の仕事」
という考えが広くありますよね。
筆者の親世代だと、ワンオペ育児状態はフツーのことだったんじゃないでしょうか。
そのせいか
「ワンオペ育児状態がつらい」という気持ちは
驚くほど周りに認識されていないような気がします。
でも、今回「ワンオペ育児」という言葉が世に広まった背景には、
同じように大変な思いをした、またはしている女性たちが
たくさんいるからではないでしょうか。
もし、そのつらい気持ちを我慢して、自分の中だけにしまいこんでしまったら、
これからも同じ思いをする女性が後をたたないと思うのです。
もし、今まさに、ワンオペ育児がつらいという方がいたら、
「つらいものは、つらい!」
と言って欲しいと思います。
そういう意味で、「ワンオペ育児」という言葉が世の中に広まっていくことは、
とても良いことだと思います。
ちなみに、筆者がワンオペ育児をしていたのは、現在8歳の上の子幼少期の頃。
現在産まれたばかりの下の子育児では、
脱・ワンオペ育児
を目指して、
夫に大変なこと、つらいこと、やって欲しいことはガンガン言うようにしています。
成果については…
また別の機会に詳しく書きたいと思います!
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