今年、第2子の出産にあたり、育児休業を取得しました。
私にとって育児休業の取得は、実に9年越しの念願でした。
今回は、私の育休までの9年間を振り返ってみました。
第一子の育休を断念
9年前に第一子を妊娠したときも、育児休業を取って働き続けたかったのですが、とても子育てと両立できるような職場環境ではなく、出産3ヶ月前まで働き、退職しました。
詳しくはこちらの記事↓
退職後、いろいろな手続きの中で、例えば失業保険をもらうにも、自己都合退職となっていたので、待機期間が3ヶ月間あったり。
産休育休を取得する人には出る出産手当金や育児休業給付金はもらえる権利すらなかったり。
自分は就職する際、もし将来子どもができたとしても、育休を取って仕事を続けたいと思っていたので、育休を取りたかったのに取れなかった現実は、なかなかのショックでした。そして、きっとこれは私だけじゃなく、同じように悔しい思いをしている人がたくさんいるんじゃないかと思いました。
非正規雇用では育休は遠い存在
その後、子どもが10か月のときに再就職をしたのですが、その職は、1年契約の契約社員で、いわゆる非正規雇用でした。
再就職の話はこちらの記事でも書いてます→
契約更新はあったものの、いつ更新されなくなるかわからない状況で、もし妊娠したとしても、育児休業が取れるかどうかは微妙でした。
法律では、契約社員や派遣社員、パートタイムでも条件を満たせば育児休業取得は可能なのですが、実際問題、契約社員での育児休業は前例もありませんでしたし、正社員ですら取得者が少ない中で、育児休業のハードルはものすごく高く感じました。
この頃、私にとって育休はなんだか遠い存在でした。
やっと取得できた育休
その後、転職をして正社員になり、今回、やっと育児休業を取得することができました。最初に断念してから9年、ずっと育休には苦い思いがありました。
今、念願の育児休業中の生活は、仕事の心配をすることなく、赤ちゃんとの時間を堪能できる最高の時間だと感じています。
希望する人が皆、取得できるように
今回、私は念願の育休を取ることができましたが、きっとまだたくさんの人が、取りたくても取れない状況で、悔しい思いをしていると思います。
恵まれた職場であればすんなり取ることができるのでしょうが、まだまだ制度だけで、実際は育休を取得できる雰囲気ではないところもたくさんあると思います。
妊娠を理由に嫌がらせを受けるマタハラもまだよく耳にします。
男性の育児休業にも同じことが言えると思います。男性でも、本当は育休を取りたいのに、実際には取れるような職場環境ではなく、取得を断念している人が意外と多くいるのではないでしょうか。
育児休業は、長い人生の中で、数えるほどしかない育児の始まりに時間を使える、子育てにおいても、人生においても、必要で大事な制度だと思います。
制度はあるのに、それを使おうとすると嫌な顔をされるなんておかしな話です。子育てか仕事かどちらかを犠牲にしなくてはならない時代は終わりにして欲しい。
育児休業取得を希望する人が、皆、嫌な思いをすることなく、当然の権利として、取得できる世の中になって欲しい。
そう切に願っています。
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